【ULTRASONE Signature FUSION Open Back (ULT-SIG-FUSION-OB) 徹底レビュー】
開放型にS-Logic 3を融合。未体験の音場と解像度を、プロフェッショナルのあなたへ。
- はじめに:開放型の自然さと、S-Logicの広がり。禁断の(?)フュージョン
- 製品概要:ULTRASONE Signature FUSION Open Backとは?
- 主な特徴:開放型の常識を超える? 先進技術の融合
- メリット:自然な音場と、プロの精度を両立?
- デメリット・注意点:開放型であることの「絶対的制約」
- ユーザーの声・評判:どんな評価?(高級開放型/S-Logic搭載機の一般論)
- 競合製品比較:ハイエンド開放型モニター頂上決戦! FUSION OBの個性
- おすすめ活用例:静寂の中で、音の海へ。FUSION OBの真価
- 専門家の視点:開放型モニターの役割とS-Logic 3への期待
- よくある質問(Q&A):Signature FUSION Open Backの深層
- 関連知識:開放型 vs 密閉型ヘッドホン – あなたに合うのはどっち?
- 長く最高の音を保つために:開放型ヘッドホンのお手入れ
- 価格と購入タイミング:ハイエンドモデル、入手戦略は?
- 購入方法:出会える場所は限られる? 正規取扱店リスト
- ユーザー像:このヘッドホンが共鳴するのは、どんな「耳」?
- 市場トレンド:開放型モニターと独自技術の深化
- ユーザー層分析:選ばれし者のためのヘッドホン?
- 安全性とコンプライアンス:聴覚を守り、正しく使う
- 環境への配慮:プレミアムヘッドホンと持続可能性
- サポート体制:安心の2年保証と、その先
- 今後の進化:ULTRASONEが描く、未来の音響体験
- 結論:Signature FUSION Open Backは、常識を覆すモニターか、孤高のリスニング機か?
はじめに:開放型の自然さと、S-Logicの広がり。禁断の(?)フュージョン
モニターヘッドホン選びにおいて、「開放型(オープンバック)」と「密閉型(クローズドバック)」は、永遠のテーマとも言える選択肢です。一般的に、開放型は自然で広い音場と抜けの良いサウンド、長時間の快適性に優れる一方、遮音性が皆無で音漏れするという大きな制約があります。対して密閉型は、高い遮音性と引き締まった低音が魅力ですが、音場が狭く、音が頭の中にこもりやすい傾向があります。
このトレードオフの関係に、独自の技術で一石を投じるのが、ドイツのヘッドホンメーカー「ULTRASONE(ウルトラゾーン)」です。同社の「S-Logic」技術は、主に密閉型ヘッドホンにおいて、スピーカーで聴いているかのような自然な音場を目指してきました。しかし、今回ご紹介する「Signature FUSION Open Back」【ULT-SIG-FUSION-OB】は、その名の通り、「開放型」に最新の「S-Logic 3」技術を搭載するという、非常に興味深く、挑戦的なモデルです。
さらに、45mmチタンプレイテッドマイラードライバー、バランス接続対応、LE (ULE) テクノロジーなど、プロフェッショナルユースを想定した高品質な仕様も満載。ターゲットはレコーディング、ミキシング、DTMといった音楽制作の現場です。
この記事では、「ULTRASONE Signature FUSION Open Back」のユニークなコンセプト、技術、想定される音質、使い方、メリット・デメリット、そしてユーザーの一般的な評価まで、その実力と可能性を徹底的にレビューします。「開放型にS-Logicってどういうこと?」「モニターとして使える?」「どんな音?」そんな疑問に答えながら、既存のヘッドホンの枠を超えた、新しい音の世界を探求するお手伝いができれば幸いです。(結論を先に知りたい方は最後のまとめへどうぞ)
製品概要:ULTRASONE Signature FUSION Open Backとは?
ULTRASONE(ウルトラゾーン)は、ドイツ・バイエルン州に拠点を置く、ヘッドホン専門メーカーです。独自の音響技術「S-Logic」と電磁波低減技術「ULE」を核に、プロオーディオ市場からハイエンドオーディオ市場まで、個性的で高品質な製品を提供し続けています。
「Signature」シリーズは、プロフェッショナルの厳しい要求に応えるべく、耐久性、快適性、そして高音質を追求した同社の中核ライン。「Signature FUSION Open Back」【ULT-SIG-FUSION-OB】は、そのシリーズに属する開放ダイナミック型モニターヘッドホンです。シリーズの多くが密閉型である中で、開放型を採用し、さらにそこにS-Logic 3技術を搭載している点が、「FUSION(融合)」という名の由来であり、最大の技術的特徴と言えるでしょう。
- 製品名: Signature FUSION Open Back (シグネチャー フュージョン オープンバック)
- 型番: ULT-SIG-FUSION-OB
- ブランド: ULTRASONE (ウルトラゾーン) / ドイツ
- 製品タイプ: 開放ダイナミック型モニターヘッドホン
- 主なターゲット: ミキシング・マスタリングエンジニア(静かな環境)、DTMユーザー、自然で広大な音場を求めるオーディオファイル、S-Logicサウンドのファンで開放型を試したい方。
- ドライバー: 45mm チタンプレイテッド・マイラードライバー(高解像度、優れた応答性が期待される)
- 搭載技術: S-Logic 3、LE (Low Emission) テクノロジー (ULE相当?)、FGCテクノロジー(※詳細不明)
- 接続: 着脱式ケーブル、バランス接続対応
- 付属品(想定): キャリングケース、ケーブル(標準プラグ、バランスプラグ?)、イヤーパッド(スペア?)など。
- 保証: 2年保証
- 価格帯: 5万円~10万円以上?(Signatureシリーズの価格帯に基づく推測)。高級ヘッドホンです。
Signature FUSION Open Backは、開放型の持つ「自然な音場」と、S-Logic 3が目指す「スピーカーのような音場」をどのように融合させ、モニターヘッドホンとしての新たな価値を提示するのか、非常に興味深いモデルです。
【重要】 このヘッドホンは「開放型」です。構造上、音漏れが大きく、外部の音もそのまま聞こえます。静かな私的空間での使用が前提となり、公共の場所や、レコーディングブース内(マイクへの音漏れ)、騒音のある環境での使用には全く適しません。
主な特徴:開放型の常識を超える? 先進技術の融合
ULTRASONE Signature FUSION Open Backが搭載する、注目すべき特徴と技術を解説します。
- 開放型(オープンバック)構造:
- イヤーカップの背面がメッシュ状などで開いており、ドライバーユニットの背面の音が外部に抜ける構造。
- メリット: 音がこもらず、自然で抜けの良いサウンド。広々とした音場(サウンドステージ)が得やすい。圧迫感が少なく、蒸れにくいため、長時間の装着でも快適。
- デメリット: 遮音性が全くない(外部の音がそのまま聞こえる)。音漏れが非常に大きい(周囲に音が聞こえる)。
- S-Logic 3 テクノロジー(開放型への搭載):
- ドライバーを耳に対してオフセット配置し、外耳の反射を利用して自然な音場と定位感を目指す技術。
- 開放型への搭載により、元々広い音場をさらに拡張・整理し、よりスピーカーリスニングに近い、明確な前方定位や、独特の立体感を生み出すことを意図している可能性があります。
- 聴覚疲労の軽減効果も期待されます。
- 45mm チタンプレイテッド・マイラードライバー:
- 45mmという、モニターヘッドホンとしては標準~やや大きめのダイナミックドライバー。
- チタンプレイテッド(チタン蒸着)振動板は、軽量でありながら高い剛性を持つため、音の応答性(トランジェント特性)に優れ、歪みが少なく、特に高音域のクリアさや伸びに貢献すると考えられます。解像度の高い、精密なサウンドが期待できます。
- LE (Low Emission) テクノロジー (ULE相当?): ドライバーからの低周波電磁波を低減し、長時間の使用における健康面への配慮と聴覚疲労のさらなる軽減を目指す技術。
- バランス接続対応: 左右のチャンネルを完全に分離して伝送するバランス接続に対応。対応アンプとの組み合わせで、クロストークを排除し、よりクリアで分離の良い、パワフルなサウンドを実現します。
- プロユース想定の快適性と耐久性(期待): 長時間のスタジオ作業を考慮し、通気性の良いイヤーパッド(ベロア素材など?)や、快適な装着感のヘッドバンド、そして堅牢な作りが期待されます。ケーブル着脱式であることも、メンテナンス性やカスタマイズ性を高めます。
- 付属品: 持ち運びや保管に便利なキャリングケースが付属。ケーブルも標準プラグ用とバランス接続用が含まれる可能性があります。
- 安心の2年保証: 長期保証は品質への自信の表れです。
※FGCテクノロジーについては詳細不明のため、ここでは言及を控えます。
メリット:自然な音場と、プロの精度を両立?
ULTRASONE Signature FUSION Open Backを導入することで、どのようなメリットが期待できるでしょうか。
- 圧倒的に自然で広大なサウンドステージ: 開放型の特性とS-Logic 3技術の相乗効果により、ヘッドホンとは思えないほど広く、自然で、立体的な音場表現が期待できます。
- 高い解像度とディテール表現: チタンプレイテッドドライバーにより、音源に含まれる微細なニュアンスや、楽器ごとの質感などをクリアに描き出す、高い解像度が期待されます。
- 長時間の作業・リスニングでも疲れにくい: S-Logic 3とLE(ULE)テクノロジー、そして開放型ならではの圧迫感の少なさにより、耳への負担が少なく、長時間のミキシング作業や音楽鑑賞でも疲れにくいです。
- バランス接続によるポテンシャル: 対応環境があれば、バランス接続によってさらにクリアで、分離が良く、ダイナミックなサウンドを引き出すことが可能です。
- プロユースに耐える品質(期待): 高品質な素材と堅牢な作り、交換可能なパーツ(ケーブル、パッド)により、プロの現場でのハードな使用にも長期間応えます。
- 快適な装着感(期待): 通気性の良いイヤーパッドと適切な側圧設計により、長時間の装着でも蒸れにくく、快適な使用感が期待されます。
デメリット・注意点:開放型であることの「絶対的制約」
非常に高いポテンシャルを持つヘッドホンですが、その特性ゆえの重要な注意点があります。
- 【最重要】遮音性はゼロ、音漏れは大きい: 開放型のため、外部の音はほぼそのまま聞こえます。また、再生している音もかなり大きく外部に漏れます。
- 騒音のある環境(電車、カフェ、オフィスなど)での使用は全く不可能です。
- レコーディングブース内でボーカルや楽器を録音する際のモニターとしては、マイクに音が漏れてしまうため使用できません。
- 図書館や、同室に人がいる環境での使用は、音漏れにより周囲に迷惑をかけるため避けるべきです。
- 価格が非常に高い: ULTRASONEのSignatureシリーズであり、高価な部品や技術が投入されているため、価格は非常に高額になります。
- S-Logicサウンドへの好み: 開放型であっても、S-Logicによる独特の音場感・定位感は存在すると考えられます。これが好みに合うか、あるいはモニター用途として適切と感じるかは、個人差があります。試聴は必須です。
- 低音域の量感: 一般的に開放型は、密閉型に比べて低音域の量感(特に沈み込むような深さ)が控えめになる傾向があります。(ただし、ドライバー性能やS-Logicで補完されている可能性あり)
- アンプが必要: 性能を十分に引き出すには、駆動力のあるヘッドホンアンプ(特にバランス対応)の使用が強く推奨されます。
ユーザーの声・評判:どんな評価?(高級開放型/S-Logic搭載機の一般論)
ULTRASONEの開放型モデルや、S-Logicを搭載した高級ヘッドホンに関する一般的なユーザーレビューや口コミで見られる傾向をまとめました。(※特定のモデルSignature FUSION Open Backに対する具体的な引用ではありません)
【肯定的な意見としてよく聞かれる点】
- 「開放型ならではの抜けの良さと、S-Logicの広がりが素晴らしい!」
- 「音がクリアで、一つ一つの音がしっかり分離して聞こえる」
- 「長時間つけていても、本当に疲れない。装着感も音も快適」
- 「デザインが美しい。所有欲が満たされる」
- 「バランス接続の効果は絶大。別次元の音になった」
- 「音楽を聴くのが、さらに楽しくなった」
【改善点や注意点として挙げられることのある点】
- 「値段が…。清水の舞台から飛び降りる覚悟だった」
- 「音が漏れすぎるので、家族がいる時は使えない」
- 「周りの音がうるさいと、全く音楽に集中できない」
- 「S-Logicの音場は独特。普通の開放型とは違うので、好き嫌いが分かれる」
- 「低音が少し物足りないと感じる時がある(開放型だから?)」
- 「良いアンプがないと、宝の持ち腐れになる」
開放型の自然な音場とS-Logicの広がり、高い解像度、快適性などが高く評価される一方で、開放型固有の制約(遮音性・音漏れ)、S-Logicへの好み、価格、そして性能を引き出すための環境などが、ユーザーを選ぶ要因となっているようです。
競合製品比較:ハイエンド開放型モニター頂上決戦! FUSION OBの個性
ULTRASONE Signature FUSION Open Backを、他のハイエンド開放型モニターヘッドホンカテゴリーと比較してみましょう。(※音質傾向は一般的な評価です)
| 比較項目 | ULTRASONE Signature FUSION OB (本製品) |
競合A (例: Sennheiser HD 660S2) 【特徴: 定番・自然な音・モニター/リスニング】 |
競合B (例: Beyerdynamic DT 900 PRO X) 【特徴: バランス・耐久性・新世代モニター】 |
競合C (例: Audio-Technica ATH-R70x) 【特徴: 超軽量・フラット・モニター】 |
|---|---|---|---|---|
| タイプ | 開放ダイナミック | 開放ダイナミック | 開放ダイナミック | 開放ダイナミック |
| 独自技術 | S-Logic 3, LE(ULE) | – (HD 600系の伝統) | STELLAR.45ドライバー | 独自開発ドライバー、3Dウイングサポート |
| 音場表現(想定) | 非常に広い・立体的 (S-Logic) | 自然、やや狭め~標準 | 正確、標準的 | 自然、広い |
| 音質傾向(想定) | モニター寄りだがS-Logicの影響 | ニュートラル、ウォーム寄り? | バランス、モニター寄り | 非常にフラット、モニター的 |
| バランス接続 | ◎ (対応) | ◎ (ケーブル付属) | ○ (ケーブル交換で可能?) | × (標準では非対応) |
| 装着感(想定) | 良好 (プロユース) | 良好 (側圧やや強め?) | ◎ (ベロアパッドで快適) | ◎ (非常に軽量) |
| 価格帯 (目安) | 5万円~10万円以上 | 6万円~8万円程度 | 3万円~4万円程度 | 4万円~5万円程度 |
| 主な強み | S-Logic音場、ULE、独自性 | 伝統のサウンド、自然さ、ブランド力 | 耐久性、バランス、コスパ(比較して) | フラットな特性、驚異的な軽さ |
この比較から、ULTRASONE Signature FUSION Open Backは、競合する多くのハイエンド開放型モニターが「自然さ」や「フラットさ」を追求する中で、「S-Logic 3」という独自の音場技術を開放型に搭載することで、他に類を見ないサウンド体験を提供しようとしている点が最大の個性です。従来の開放型の常識にとらわれない、新しいモニターサウンドを求めるユーザーにとって、唯一無二の選択肢となりえます。また、バランス接続への標準対応やULE技術も、特定のニーズを持つユーザーには大きな魅力となるでしょう。

おすすめ活用例:静寂の中で、音の海へ。FUSION OBの真価
ULTRASONE Signature FUSION Open Backの性能を最大限に引き出すための、具体的な使い方と最適な環境です。
【大前提】使用環境は「静かな私的空間」に限られます。 音漏れ・遮音性のなさから、公共の場所や騒音のある環境では使用できません。
- ミキシング・マスタリング(静かなスタジオ環境):
- S-Logic 3による広大な音場で、リバーブやディレイなどの空間系エフェクトの響きや、各楽器の配置(パンニング)などを立体的に確認。
- チタンプレイテッドドライバーによる高い解像度で、微細なノイズや歪み、EQの subtle (サトル – 英語で「微妙な」の意味) な変化などを精密にチェック。
- 開放型ならではの自然な音の抜けが、長時間の作業でも閉塞感を感じさせません。
- バランス接続で、ミキシングコンソールやオーディオインターフェースからの信号をより忠実にモニタリング。
- ただし、S-Logicの特性を理解し、スピーカーなど他のモニター環境と併用して最終確認することが重要です。
- DTM・音楽制作(個人の制作環境):
- 楽器の音色作りやアレンジにおいて、細部までクリアに聞き取れるため、より質の高い制作が可能に。
- 長時間の作曲・編曲作業でも、S-Logicと開放型の快適性により疲れにくい。
- クリティカルリスニング(オーディオファイル):
- 静かなリスニングルームで、高品質なヘッドホンアンプ(特にバランス対応)と組み合わせて使用。
- S-Logic 3が生み出す独特の広大な音場と、高い解像度で、普段聞いている音楽の中に、新たな発見があるかもしれません。
- クラシック音楽のホール感や、ライブ音源の臨場感などを、スピーカーに近い感覚で楽しみたい場合に。
- 没入型ゲーミング(静かな環境):
- (音漏れを気にしない環境であれば) S-Logic 3による優れた定位感と音場の広さが、ゲーム内の状況把握に貢献。高い没入感を提供します。
- 開放型のため、長時間のプレイでも蒸れにくく快適。
このヘッドホンは、その性能を最大限に活かすために、使用環境(静寂)と、駆動する機器(アンプ)を選ぶ、上級者向けのツールと言えます。
専門家の視点:開放型モニターの役割とS-Logic 3への期待
プロのオーディオエンジニアの間では、ミキシングやマスタリングにおいて、最終的な判断はスピーカーで行うのが基本とされていますが、ヘッドホンでのチェックも不可欠なプロセスです。特に開放型ヘッドホンは、
- 自然な音場と周波数特性:音がこもりにくく、スピーカーに近い感覚で音のバランスや空間表現を確認しやすい。
- 長時間の快適性:圧迫感が少なく蒸れにくいため、長時間の作業に向いている。
といった理由から、静かなスタジオ環境での精密なモニタリングに用いられることが多いです。
一方で、ULTRASONEのS-Logic技術を開放型に搭載したSignature FUSION Open Backについては、専門家の間でもその効果や位置づけについて様々な見解があるでしょう。
- 期待される相乗効果:元々広い開放型の音場を、S-Logic 3がさらに自然に、立体的に拡張・整理し、これまでにないレベルの空間表現を実現するのではないか?
- モニターとしての懸念:開放型の自然さに、S-Logicという人工的な処理を加えることで、かえって不自然さや、定位の曖昧さを生じないか? モニターとしての中立性は保たれるのか?
- 新しい可能性:従来のモニターヘッドホンの枠にとらわれない、新しい音響体験を提供し、クリエイティブなインスピレーションを与えるツールとなるのではないか?
S-Logic 3技術自体の進化(より自然な方向へ)と、開放型ドライバーとのチューニングが、このユニークなヘッドホンの評価を決定づける鍵となります。試聴による個人の判断が、何よりも重要となるでしょう。
よくある質問(Q&A):Signature FUSION Open Backの深層
- Q1: 開放型って、どのくらい音が漏れますか? 周りの音はどのくらい聞こえますか?
- A1: 相当漏れますし、相当聞こえます。 音量は控えめにしても、隣にいる人には何の音楽を聴いているか分かるレベルで音漏れします。また、普通の会話や、部屋の中の生活音は、ほぼそのまま聞こえると思ってください。静かな個室以外での使用は、現実的ではありません。
- Q2: 開放型にS-Logic 3を載せる意味は何ですか?
- A2: ULTRASONEの公式な意図を確認する必要がありますが、考えられるのは、①開放型の自然な広がりを、S-Logicでさらに拡張・整理し、よりスピーカーに近い前方定位や立体感を狙う、②S-Logicによる聴覚疲労軽減効果を開放型でも提供する、③ULTRASONE独自のサウンドシグネチャーを開放型でも実現する、といった目的があるのかもしれません。
- Q3: モニターヘッドホンとして、他の定番モデル(例:HD 650など)と比べてどうですか?
- A3: 音のキャラクターがかなり異なります。HD 650のような伝統的な開放型モニターは、非常に自然でニュートラル、聴き疲れしないサウンドが特徴です。一方、Signature FUSION OBは、S-Logicによる独特の広がりと立体感が加わるため、より個性的で、人によっては「作られた」音と感じる可能性もあります。どちらが良いかは完全に好みと用途次第です。モニター用途なら、両方持っていて比較参照するのが理想的かもしれません。
- Q4: どんなヘッドホンアンプと組み合わせるのがおすすめですか?
- A4: 駆動力があり、クリアで、ヘッドホンの性能を素直に引き出せるアンプが良いでしょう。バランス出力が付いているものが、このヘッドホンのポテンシャルを最大限に活かせます。具体的な推奨アンプは、インピーダンスや感度のスペック、そして個人の音質の好みによって異なります。オーディオ専門店などで相談するのがおすすめです。
- Q5: 付属するケーブルの種類は何ですか?
- A5: プロユースを想定しているため、標準的な6.3mm標準プラグ付きケーブルと、バランス接続用のケーブル(4.4mm 5極またはXLR 4pinなど)の両方、あるいは3.5mmミニプラグ付きケーブルと変換プラグなどが付属する可能性が高いです。必ず製品の付属品リストを確認してください。
関連知識:開放型 vs 密閉型ヘッドホン – あなたに合うのはどっち?
ヘッドホン選びの大きな分かれ道、「開放型(オープンバック)」と「密閉型(クローズドバック)」。それぞれのメリット・デメリットを理解して、自分の用途や環境に合ったタイプを選びましょう。
- 開放型 (Open-Back) ヘッドホン:
- 構造:イヤーカップの背面が開いている(メッシュ状など)。
- メリット:
- 自然で広い音場:音がこもらず、スピーカーで聴いているような自然な広がりを感じやすい。
- 抜けの良いクリアなサウンド:反響音が少ないため、クリアで明瞭な音質が得やすい。
- 長時間の快適性:蒸れにくく、圧迫感が少ないため、長時間使用しても疲れにくい。
- デメリット:
- 遮音性がほぼ無い:外部の音がそのまま聞こえるため、騒音のある環境では使えない。
- 音漏れが大きい:再生している音が外部にかなり漏れるため、公共の場所や同室に人がいる環境では使えない。
- 低音の量感:密閉型に比べて、深く沈むような低音の量感は控えめになる傾向がある。
- 主な用途: 静かな環境での音楽鑑賞(特にクラシックやジャズ)、ミキシング・マスタリング、DTM。
- 密閉型 (Closed-Back) ヘッドホン:
- 構造:イヤーカップの背面が閉じている。
- メリット:
- 高い遮音性:外部の騒音を効果的に遮断できるため、騒がしい環境でも音楽に集中できる。
- 音漏れが少ない:周囲への音漏れを最小限に抑えられるため、公共の場所でも使いやすい。
- 力強い低音再生:音が内部で反響しやすいため、迫力のある、引き締まった低音が得やすい。
- デメリット:
- 音場が狭く、音が頭の中にこもりやすい(頭内定位)。
- 音が反響しやすく、やや不自然な響きになることがある。
- 蒸れやすく、圧迫感を感じやすいため、長時間使用で疲れることがある。
- 主な用途: 外出先での音楽鑑賞、レコーディング時のモニター、DJモニター、騒音環境でのリスニング、ゲーミング。
Signature FUSION Open Backは「開放型」です。そのメリット(自然な音場、快適性)とデメリット(遮音性ゼロ、音漏れ大)を十分に理解した上で、自分の使用環境に合っているかを判断することが、後悔しないための最も重要なポイントです。

長く最高の音を保つために:開放型ヘッドホンのお手入れ
Signature FUSION Open Backのような開放型ヘッドホンを、良い状態で長く使うためのお手入れ方法です。
【お手入れ前の重要注意点】
・ケーブルを接続している場合は、アンプ等から抜いてください。
・ドライバーユニット(内部のスピーカー部分)には絶対に触れない、息を吹きかけない、水分をかけないでください。
- イヤーパッドとヘッドバンド:
- 素材を確認しましょう(ベロア、アルカンターラ、合成皮革など)。
- ベロア素材の場合:粘着ローラー(コロコロ)でホコリを取ったり、洋服ブラシで優しくブラッシングしたりするのが効果的。汚れがひどい場合は、固く絞った布で叩くように拭き、陰干しでしっかり乾かします。
- 合成皮革の場合:乾いた柔らかい布で拭くのが基本。汗や皮脂は固く絞った布で拭き取り、乾拭きで仕上げます。
- イヤーパッドは消耗品です。定期的に交換しましょう。
- ハウジング(イヤーカップ外側):
- 開放型のメッシュ部分にはホコリが溜まりやすいです。エアダスターで優しく吹き飛ばすか、非常に柔らかいブラシでそっと払いましょう。内部にホコリを押し込まないように注意!
- その他の部分は、乾いた柔らかい布で拭きます。
- ケーブルとプラグ:
- 柔らかい布で拭きます。プラグ部分の金属端子も定期的に拭いて接触不良を防ぎましょう。
- 着脱式ケーブルの抜き差しは丁寧に。
- 保管:
- 付属のキャリングケースやヘッドホンスタンドを利用し、ホコリがかからず、衝撃や圧力が加わらない場所で保管。
- 湿気の多い場所は避けましょう。
特に開放型のメッシュ部分のホコリ対策と、イヤーパッドのケア・交換が、性能維持のポイントです。
価格と購入タイミング:ハイエンドモデル、入手戦略は?
ULTRASONE Signature FUSION Open Backは高価格帯の製品であり、価格変動は少ないと考えられます。
- 価格設定: 5万円~10万円以上の高級機。
- 価格変動: 大幅な値引きは基本的に期待できません。発売から時間が経っても、価格は安定していることが多いです。
- 購入タイミング:
- 「必要だ」「この音が欲しい」と思った時が、基本的には買い時です。
- オーディオ専門店やECサイトでのポイントアップキャンペーンなどを利用するのが、実質的な割引を得る数少ないチャンスかもしれません。
- 試聴して、納得してから購入することが最も重要です。
- 入手方法: 正規取扱店での購入が基本。
価格よりも、その音質と機能が自分の求めるものに合致するかどうかを、じっくりと吟味することが大切です。焦らず、可能であれば試聴を重ねましょう。
購入方法:出会える場所は限られる? 正規取扱店リスト
ULTRASONE Signature FUSION Open Backのような専門性の高いハイエンドヘッドホンは、購入できる場所が限られます。
- オーディオ専門店 / ハイエンドオーディオショップ:
フジヤエービック、e☆イヤホンなど。専門知識豊富なスタッフに相談でき、試聴環境も整っています(ただし、全モデル試聴可能かは要確認)。
- プロオーディオ専門店:
Rock oN Companyなど。モニターヘッドホンとしての側面から。
- ULTRASONE公式サイト / 日本正規代理店サイト:
メーカーまたは正規代理店から直接購入。確実な正規品と最新情報。
- 一部のECサイト:
Amazon、楽天市場などで、正規取扱店が出品している場合あり。出品者情報を必ず確認し、国内正規品・保証付きであることを確認してください。
【最重要】 高額商品であり、音の好みも重要になるため、可能な限り、購入前に正規取扱店で試聴・相談することを強くお勧めします。並行輸入品や中古品は、保証・サポート面でのリスクがあります。
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ユーザー像:このヘッドホンが共鳴するのは、どんな「耳」?
ULTRASONE Signature FUSION Open Backは、どのようなこだわりを持つユーザーの心と耳を掴むのでしょうか。
- Case 1: ミックスの「空間」を精密に把握したい エンジニア Qさん
静かなスタジオでミキシング作業を行うQさん。スピーカーでの確認を補完するために、ヘッドホンでのチェックも欠かせません。特にリバーブの深さや、パンニング(左右の定位)を客観的に、かつ立体的に把握したい。FUSION OBのS-Logic 3による広がりと開放型の自然さの融合が、新しい視点を与えてくれるかもしれないと期待しています。
- Case 2: S-Logicファン、待望の開放型 Rさん
長年ULTRASONEの密閉型(Editionシリーズなど)を愛用し、S-Logicの独特な音場の虜になっているRさん。開放型ならではの抜けの良さとS-Logicが組み合わさったら、どんな音がするのだろう?と興味津々。自宅の静かなリスニングルームで、最高の音響体験を求めて、この挑戦的なモデルに投資することを決意。
- Case 3: DTMで創造性を刺激されたい Sさん
自宅でDTMを楽しむSさん。モニターヘッドホンは持っているけれど、もっとインスピレーションを刺激されるような、ユニークなサウンドのヘッドホンも欲しい。FUSION OBのS-Logic 3が生み出す予想外の音の広がりが、新しい曲のアイデアや、空間的なアレンジのヒントを与えてくれるかもしれない。長時間作業しても疲れにくい点も魅力。
このヘッドホンは、既存の枠にとらわれない、新しい音の体験を求める、探求心旺盛なプロフェッショナルやオーディオファイルにとって、刺激的で、奥深いパートナーとなりうるでしょう。
市場トレンド:開放型モニターと独自技術の深化
ハイエンドモニターヘッドホン市場では、伝統的なリファレンスサウンドを追求する流れと、独自の技術や解釈で新たな価値を提案する流れが存在します。
- 開放型モニターの根強い人気: ミキシング・マスタリングの現場では、自然な音場と周波数特性を持つ開放型が依然として重要なリファレンスとして使われ続けています。(例:Sennheiser HD 600/650など)
- S-Logicのような独自技術: ULTRASONEのS-Logicは、密閉型ヘッドホンの物理的な限界を音響技術で克服しようとする試みとして、長年独自のポジションを築いてきました。それを開放型に応用するという発想自体が、常に革新を求めるブランドの姿勢を示しています。
- ドライバー技術の多様化: ダイナミック型だけでなく、平面駆動型などもモニター用途で注目され、それぞれ異なる音質的特徴(応答性、歪みの少なさなど)を持っています。チタンプレイテッドのような素材の進化も進んでいます。
- バランス接続の標準化: ハイエンド市場ではバランス接続が一般的となり、ポテンシャルを引き出すための重要な要素となっています。
- プロシューマー市場の拡大: プロ向けの高い性能を持つ製品が、ハイアマチュアやオーディオファイルにも求められるようになっています。
Signature FUSION Open Backは、開放型モニターという伝統的な領域に、S-Logic 3という独自の革新を持ち込み、バランス接続といった現代的な標準も満たす、非常にユニークで意欲的な製品と言えます。
ユーザー層分析:選ばれし者のためのヘッドホン?
ULTRASONE Signature FUSION Open Backが、どのようなユーザーに最もふさわしいかを最終的に判断します。
【特におすすめしたい方】
- 静かな環境でミキシング・マスタリングを行う音楽プロデューサー、エンジニア。(S-Logicの特性を理解した上で)
- DTMユーザーで、空間表現やディテールにこだわりたい方。
- ULTRASONEのS-Logicサウンドが好きで、開放型のバージョンを体験したい熱心なファン。
- 自然で広大な音場と高い解像度を両立させたいオーディオファイル。
- バランス接続環境を整えており、そのポテンシャルを最大限に活かしたい方。
- 長時間のヘッドホン使用が多く、聴覚疲労の軽減に関心がある方。
- 高品質な素材、堅牢な作り、そして限定性(PURE WHITEの場合)に価値を見出す方。
- 高価格に見合う、特別な音響体験を求めている方。
【他の選択肢が良いかもしれない方】
- 少しでも音漏れや外部の音が気になる環境で使いたい方。(絶対に不向き)
- レコーディング時の演奏者モニターとして使いたい方。(マイクへの音漏れ)
- S-Logicの独特な音場表現に違和感を感じる方、または伝統的なフラットモニターサウンドを求める方。
- ヘッドホンに高額な予算をかけられない方。
- スマートフォン直挿しなど、手軽な環境で主に使いたい方。
使用環境を選ぶ「開放型」であること、そして好みが分かれる「S-Logic 3」という、二つの大きな特徴を理解し、受け入れられるかが、最大の鍵となります。
安全性とコンプライアンス:聴覚を守り、正しく使う
Signature FUSION Open Backを使用する上での安全に関する情報です。
- 聴力保護:【最重要警告】
- モニターヘッドホンは、非常に大きな音量が出せます。不適切な音量での長時間使用は、回復不能な聴力障害を引き起こす可能性があります。
- S-Logicの音圧低減効果に過信せず、常に適正な音量で使用し、定期的な休憩を取ってください。
- 特にミキシングやマスタリング作業では、客観的な判断のためにも、過大な音量は避けるべきです。
- LE (ULE) テクノロジー: 低周波電磁波を低減し、健康への配慮を目指す技術です。
- 電気用品安全法(PSEマーク): 日本国内で正規販売される場合、関連機器(ACアダプター等、もしあれば)は基準を満たしています。
- その他: ケーブルの取り回し、転倒防止など、一般的な注意。
あなたの耳は、かけがえのない財産です。音量管理には最大限の注意を払ってください。
環境への配慮:プレミアムヘッドホンと持続可能性
ハイエンドオーディオ製品と環境配慮についてです。
- 長寿命設計と修理可能性: 高品質な素材と作り、そしてイヤーパッドやケーブルといった消耗部品の交換が可能であることは、製品を長く使い続けることを可能にし、サステナビリティに貢献します。
- 素材: 金属部品のリサイクル可能性、合成皮革やプラスチックの環境負荷。
- パッケージ: キャリングケースは製品保護と長期使用に役立ちますが、外箱などの梱包材がリサイクル可能か。
- 企業の姿勢: ULTRASONE(および関連会社)の環境方針。
「良いものを、長く使う」という選択が、環境負荷を低減する上で重要です。
サポート体制:安心の2年保証と、その先
ULTRASONE Signature FUSION Open Backに関する保証とサポートについてです。
- メーカー保証: 安心の「2年保証」が付いています。
- 国内正規代理店サポート: 日本国内では正規代理店を通じて、問い合わせ、修理、消耗品(パッド、ケーブル)の購入などが可能です。
- 消耗品の入手性: 長く使うためには、交換用イヤーパッドやケーブルが安定して供給されることが重要です。正規代理店に確認しましょう。
正規輸入品を購入し、保証書を保管しておくことが、万が一の際に適切なサポートを受けるために不可欠です。
今後の進化:ULTRASONEが描く、未来の音響体験
独自の技術を持つULTRASONE。今後、どのような進化を見せてくれるでしょうか。
- S-Logic技術のさらなる進化: より自然で、より正確な定位感を持つ、次世代のS-Logicの開発。
- 新素材・新ドライバー技術: チタンプレイテッドに続く、新たな振動板素材や、異なる駆動方式(平面駆動など)への挑戦。
- ワイヤレス技術との融合: プロユースにも耐えうる、高音質・低遅延なワイヤレス伝送技術と、S-Logicの組み合わせ。
- パーソナライズ機能: 個人の耳の形状や聴覚特性に合わせてS-Logicの効果を最適化する技術。
- デザインとサステナビリティ: 環境負荷の少ない素材を用いながら、ULTRASONEらしい美しさを追求。
常に「より良い音」「より快適なリスニング」を追求するULTRASONEの、次なる一手に期待が集まります。
結論:Signature FUSION Open Backは、常識を覆すモニターか、孤高のリスニング機か?
ULTRASONE Signature FUSION Open Back【ULT-SIG-FUSION-OB】は、モニターヘッドホンとしての高い基本性能(高解像度、バランス接続対応、耐久性)を備えながら、「開放型」という構造に、独自の音場技術「S-Logic 3」と電磁波低減技術「LE (ULE)」を「融合(FUSION)」させた、極めてユニークで挑戦的なヘッドホンです。
【このヘッドホンが提供する、唯一無二の価値】
- 開放型ならではの自然な音の抜けと、S-Logic 3による広大で立体的な音場表現のシナジー(期待)。
- チタンプレイテッドドライバーによる、クリアで高解像度なサウンド。
- 長時間使用でも疲れにくい、聴覚への配慮(S-Logic 3, LE/ULE, 開放型)。
- バランス接続によるさらなる高音質化のポテンシャル。
- プロユースにも応える品質と耐久性(期待)、安心の2年保証。
- (もしSignature PURE WHITEと同様のシリーズであれば)洗練されたデザイン性。
【選ぶべきか、見送るべきか?】
このヘッドホンを選ぶかどうかは、あなたが「開放型」の特性(遮音性ゼロ、音漏れ大)を許容できる静かな環境を持っているか、そしてULTRASONEの「S-Logic」サウンドを好むか、あるいはモニター用途としてその特性を理解し活用できるか、という二つの大きな問いにかかっています。
「騒音のある場所で使いたい」「音漏れが困る」「フラットで癖のないモニターサウンドが欲しい」「価格を抑えたい」…そう考える方には、明確に不向きです。
しかし、「静かな環境で、最高の音場表現と解像度を追求したい」「S-Logicの音に魅力を感じる」「開放型の快適さと、ULTRASONEの技術を両立させたい」「プロ/ハイアマチュアとして、妥協のないツールを求めている」…そう熱望するあなたにとって、ULTRASONE Signature FUSION Open Backは、これまでのヘッドホンの常識を覆し、あなたの音に対する感性を新たなレベルへと引き上げる、刺激的で、深く付き合えるパートナーとなる可能性を秘めています。
購入を検討される際は、必ず、静かな環境で、可能であればご自身の機材と接続して試聴し、その唯一無二のサウンドをご自身の耳で確かめてください。
ULTRASONE Signature FUSION Open Back
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開放型ヘッドホンとS-Logicの組み合わせ、興味ありますか? ULTRASONE Signature FUSION Open Backについて、あなたの意見や気になる点をぜひコメントで聞かせてください!


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